不健全な生き方

猛烈に暑い。といっても日頃はクーラーの効いた屋内にいることが多く、直に熱に当たることは少ない。
なのになんだか調子がいまいちである。体を動かしていないからだろうか?暑さと涼しさの差に身体がついていっていないのだろうか?
一年のうち、心身ともに快適で好調な場面なんて僅かなものだけれど、それにしたって何をするにもダラ〜っとしている。
横になっても疲労感は取れないし、ネット漬けで目を酷使しているからかずっと瞼が重い。眠気とは違うなあという自覚はある。
夜になると眠ることはできるが、つかの間の休息といったところで、朝が来るとひどく憂鬱な目覚めである。

暑さのせいだろうか、と考え始めたが、どうもこれは心の問題なのだ。
7月になって、小さな小さな負荷が毎日増えるようになった。とても小さなもので、心身の力がある人なら気にもならないし存在に気づかない程度のものだろうな、と思う。
自分だって調子の良い時はスルーできるし、普段は存在を感じないように感覚をコンパクトにしてある。
ところが、タイミングが悪かった。小さな負荷が一度に押し寄せて、そのうちの一つは膨張して本来の大きさを取り戻したのである。
しまった!と思ったが、遅かった。負荷の大きさはどんどん膨らみ、今は疑念や恐怖となって胸を押しつぶしているのだ。
数日居住地から離れてみたりしたが、旅に出ることは休息とイコールではない。一時的に存在を隠すことはできるが、旅の最中も、帰路に着く間も、ふっと蠢きだして、好まない感覚に襲われるのである。

死にたくは無いが、早く楽になりたい。生きるのはしんどい。なんて思考を巡らせながら日々を過ごすなんて、体に良いとは思えない。
不健全なままよく息をしているものだ。