ひきこもりメーターが満たされない

誰とも会わず、また周りに人の気配を感じず、気兼ねない格好でいられる時間は大切だ。
外出して1人でも人間に出くわす状況は仕事に行っているのと同じことだ。姿が見えなくとも話し声や物音がするのはとても緊張する。
他人からみれば自分は日頃かなり一人の時間を確保しているように見えるかもしれない。しかし、必要量が平均より多いのだ。
1週間のうちに本当に1人でいられる時間は限られている。わずかな時間が削られると、ひきこもりメーターが赤信号を灯す。

心から落ち着く環境づくりは、都会過ぎずほどほどの田舎が良い。街中は人が当然溢れているし、田舎度が高い場所は逆に人の干渉がある。
昼間の住宅街は案外静かだ。郵便など配達の音やゴミ収集車の音はすれども一時だし、他の住人が出かけていれば静かさの天下が手に入る。
夜中の静寂はあまり経験がない。夜更かしが苦手な上にストレスがかかると過眠になるタイプであるし、個人的に昼間の静けさの方が好きなのである。

昼食を1人で食べられる環境はとても安心する。食事自体は好きだ。だからこそ他のことに気をそらさず、おいしいなーと十分味わえる状態でありたい。
元気がある時は、飲食店のような周囲に人がいる場面もありだが、店員も客も誰も面識がないことが条件である。かつ、それぞれが淡々と作ったり食べたりしているのがいい。
2人くらいで会話はありだが、3人以上でわいわいしているだとか声が大きいのはNGである。
元気がないときは、静かで誰も来ない場所を探すこともあれば、食事をしないことを選ぶ。食べるというのもエネルギーが要るらしく、飲み物でさえも摂るのが憚れる。