保険だの壺だのセミナーだの

なんとも分かりやすいシチュエーションで保険勧誘の電話がきた。
かけてきた相手は悪い人ではないが、周りが見えなくなるきらいがあった。だから「騙されたか、怪しいって気づいていないんだろうなあ……」と容易に想像できたのだ。
こちらは面倒ごとに対処できるほど対人スキルが高くないため、丁重に電話を切り着信拒否にした。

世の中怪しいものだらけ。自治体主催の、課題の解決法を探るワークショップに参加した時、宗教と選挙の勧誘禁止の話が真っ先に主催からあった。商品の宣伝も禁止。マルチ商法があったのだろうか。
そんなに多いんかいっ!と突っ込みたくなった。

勧誘の歴史

半ひきこもりな頃に中学の同級生から電話があった。今度会わない?と。
なんだか変だなあと思いながら、うーんどうしようと迷っていると「お前はそんなに◯◯と仲が良かったか?違うだろ!」と身近な人に言われ目が覚めた。
結局電話の主と会わなかった。もしも行ったところで良いことはなかっただろう。
その後、大学を卒業した時も変なメールが同級生から来た。これまた怪しい何かの勧誘の臭いがして、そっと放置することにした。
大学の同級生の方は、在学中に話したことは何回もあって、自分とは違うタイプでこういう人もいるのか〜面白いな〜と良い面を見ていただけに、一体何があったのか気になったがそれっきりだった。

勧誘は途切れることがない

その年齢・状況に合わせて胡散臭い勧誘はたくさん押し寄せてくるし、田舎でも都会でも追いかけてくるのだ。
新しくて綺麗な建物は福祉施設か新興宗教のものか状態だし、催眠療法らしき店が過疎地でも次々と出店してくる。
勧誘する彼らの方が経験値が高いし、弱みのツボをつく言葉の並べ方がうまい。

狭い世界は縛りが生まれてきて、勧誘が断りづらい環境がつくり出されていく。
歳をとってから自分は勧誘を防げるだろうか?と心配ではある。自身の判断力が落ちて、周りに誰もいなければ無一文コースだってありうる。
今こうして文章を書いている自分だって、誰かを騙していたり騙されている可能性はいくらでもある。
こんなことを想像していると生きる気力がどんどん失せていく。明るく物事を考えるのが一番の防御策なのだろう。