人生のつまづきは愛着不足が原因なのか

他ブログにて紹介されていた、愛着障害の書籍を読んだ。

愛着障害とは、何らかの理由により親(保護者)と子の間に安定した結びつきが乳幼児期に得られなかった結果、その後の社会生活に支障をきたすものである。

  • 反抗的
  • 引きこもる
  • 物・人への依存

などなど。
症状を見ると発達障害と共通するものがあり、専門医でも簡単に見分けることはできないという。一番の違いは、愛着障害は後天性であることだ。
先天性である発達障害が起因となって、この子は育てにくいと保護者に認識されたために、後天性の愛着障害も併発するケースがあったそうだ。
『愛着障害 子ども時代を引きずる人々』の中で、有名な作家も実は◯◯性の愛着障害だったと紹介が続く。故人を無理やり当てはめているのでは?という印象を受けて、この辺りは軽く読み流した。2016年に刊行された関連書『愛着障害の克服 「愛着アプローチ」で、人は変われる』では、著者が診察した人々をモデルに例を紹介しており、こちらの方が実態としてはしっくりきた。

愛着スタイルは大きく分けて以下のものがある。

  1. 安定型
  2. 回避型
  3. 不安型
  4. 恐れ・回避型
  5. 未解決型

『愛着障害 子ども時代を引きずる人々』の方には診断テストが掲載されている。
自分は『恐れ・回避型』だった。安定型とはほど遠くて自虐的に笑えた。
愛着スタイルの解説、診断テストの掲載は『愛着障害 子ども時代を引きずる人々』、対処法や実際のケースは『愛着障害の克服 「愛着アプローチ」で、人は変われる』に詳しい。
参考になったのは後者の『克服』だったけれど、愛着障害の基本と、自身(あるいは困っている相手)がどのタイプを知るには『子ども時代〜』を読んでおいた方がいい。

『愛着障害の克服 「愛着アプローチ」で、人は変われる』に書かれた解決の糸口は、結局のところ親の協力があってこそではないかというamazonレビューがある。同書で紹介されている大半は、子どもの不調を機に親自身が変わりたいと思い、次第に親子で回復していくケースなのだ。親が最初から協力的かはケースにより異なっていたが、最終的には両者ともに良い関係を再構築していく。
保護者が死んでいたら自分で自分を慰めるしかないのか?そんな元気残っちゃいないと途方に暮れた。
愛着を見出す安全基地は自身で築くこともできるとあるが、それまでの道のりは果てなく長く感じた。