自分を助ける会

20代の初め、母親とうまくいかないと友人に話したら、
アダルトチルドレン(以下AC)の自助会を教えてくれた。平日の夜に○○市に開かれているのだと。
その時は、ふーんそうなんだ〜…とぼんやり流していた。

それから何年も経って。
自分を認めてほしい!という思いを拗らせ、ついに第三者にまき散らすようになっていた。
当時、心療内科は信頼出来なかったしカウンセラーとも出会えず、どんどん中に感情が溜まっていた。
そんな時にふと自助会のことを思い出したのである。

調べてみると自助会は各地で開かれていて、時間や曜日がそれぞれ異なるようだった。
自分の住まいから最寄りで時間帯の条件が合うところは、行くまでに半日近くかかったが、ある日、気力体力が半日の移動に耐えられる時が来て、初めて自助会の門戸を叩いた。

事前のコンタクトはなくて構わないけれど、代わりに開催情報はHPを頼るのみ。
最初は入り辛かった。初めてで、知らない人同士が集まる場所。そもそも自助会は本当にこの日に開かれてるの?アウェイ感満載かな??
恐る恐るドアを開けた。
本名は必ずしも名乗る必要はない。匿名なネットの世界がそのまま現実に具現化したよう。
行って分かったことは、ある程度通い慣れた人は、各々で連絡先を共有しているようだということだった。

会は時間にして2時間程度。それでも行ってよかった。
集まった人々が話すことは心当たりのあることばかり。男女も年齢もばらばらなのにね。
日頃の生活で同じような感覚の人に出会うことはほぼ無かったのが、今、この場にこんなにいるなんて。
普段皆さんどこで生きているのだろうか……とか、お互いよくこの世を生きてこれたね……という思いを抱かずにいられない。

自助会の時間が終わると皆それぞれ帰っていった。顔見知りで話を続ける人たちはいたけれども結構あっさり。
ACの中に、深い人付き合いが苦手という要素があった気がしますがそれも一因なのかな。

それからは間を開けながら時折参加している。
主催以外は毎回顔ぶれが違ってて、がっちり固まってないのがほど良い。