通信制高校へこうやって入学した(1)

かつて別なブログで通信制高校時代のことを書いていたことを思い出し、加筆修正してこちらへ移動することにした。
2018年時点で15年近く前の話なので、現代は状況が変わっている点が多いと思う。最新の情報を探すなら他サイトやSNSを見た方がいい。
一つの経験談として読んでもらえるなら幸いです。

最初は別の高校に入学した

中学3年生の時に全日制高校を受験し、無事合格しました。
全日制は毎日通う学校のこと。
一般的に高校というと全日制をイメージするのではないでしょうか。
受験前に高校の情報が載ったパンフレットを見ていて、「全日制」と書かれていましたが、この時は意味をよく理解していませんでした。

合格し、入学準備をしている時は

春から高校生!!!!部活に勉強に励んじゃうぞ!!
まずは中間テストと運動会だ!!卒業までに恋人つくるぞ!!
高校生ってたのしい!!!!!

といったお花畑になると思っていました。

現実は入学2ヶ月目にして挫折

まず勉強。
周りの生徒はさらりと授業についていっているようでした。
自分は「受験用」の学習はこなしたものの、「入学後」の勉強は一切考えていなかったのです。中学校までは適当に出来たのですが、進学校であるこの高校は予習復習をしないと追いつけないレベルでした。
中学時代に「受験するなら現時点のレベルより一段低い学校を狙うといい」と言っていた先生がいました。
高校に入学し、その意味が分かった気がしました。

次は友達。いない!
幼いころから人と親しくなるまで長い時間がかかり、時にはぼっちになるタイプ。「勉強追いつけなくてさ~」なんて話せる相手はいませんでした。

そして体育。
入学当初の課題はダンス。運動と団体行動が合体して、苦しい以外表現ができませんでした。
必修科目なのが追い打ちをかけました。

友達づくりよりは平気だった勉強。
でも勉強も上手くいかなくなり、体育が最後の一撃でした。
今振り返ると、こうした葛藤は小中学校の頃に対処法を身につけるものなのでしょう。それをしてこなかった(避けてきた)ツケが一気に爆発しました。

ついに休学する

だんだん学校を休みがちになり、ついに休学することになりました。
休学してから、月に1回クラス担任が家に訪問してくれました。
互いの家が比較的近かったとはいえ、忙しいのは目に見えていたので申し訳ないばかりでした。

半年以上、半ひきこもり生活をしていました。外出は医院に行くなどの最低限。家族が家にいる時間はずっと眠り、仕事に出ている日中はネットに入り浸っていました。
当時は居間にあるデスクトップパソコンからネットをしていたので、家族がいると没頭はできなかったのでした。この頃からネット中毒が加速しました。

最低限の外出時に、中学からの知り合いと会うと、私服が心なしかおしゃれになっていて順調に前へ進んでいるようでした。
この人達は「普通の高校生」をしているんだなあという印象で、とてもまぶしくて後ろめたかったです。

進路を決めざるを得なくなる

気がつけば年が変わろうとする頃、担任から3つの進路が告げられました。
1つ目は同じ高校への復学。
2つ目は他の高校への転校。
3つ目は高校を辞めること。

休学できるのは1年間のみで、期限が迫っていました。
春までにいずれかを選ぶことになりました。

1つ目は留年決定。新しく入学してくる人々に混じって、当初となんら変わらない学校生活を送ることになる。
2つ目は他の高校への転校。毎日通う学校ではなく、「定時制」「通信制」といった登校時間の少ないところへ移る。
3つ目は高校を辞めること。アルバイトなどで収入が得られればラッキー。当時の状態では、本格的なひきこもりになる可能性が高い。

真のひきこもり化は避けたかったですが、同じ場所にもう戻れるとも思っていませんでした。
結局、自分は他の学校への転校を選びました。