ほぼひきこもりからのアルバイト

まともに仕事が続けられないなんてダメだー!という呪いにかかっている。
初めて働いたのは10代後半の頃。通信制高校の同級生に誘われたのがきっかけだった。
ほぼひきこもり生活を1年以上続けていた人間が、まさかの接客アルバイト。1ヶ月泊まり込みで。
「やる!」と言ったものの、命がけで内心死の瀬戸際だった。
人間関係は毎日顔を歪めていたが、十数万の収入を手にした時は嬉しかった。
それからは単発アルバイトを繰り返し小遣い稼ぎをした。
なるべく対人関係に悩まなさそうなものを選んだ。単独で出来る年賀状配達とか、数日間限定の某パン工場など。継続して働くのは怖くてできなかった。
高校の同級生はコンビニや居酒屋でアルバイトをしていたが、その人たちは何故通信制高校にいるのだろうと不思議で仕方なかった。
外に出て働けるなんて全うな人間の証だと思っていた。