定期的に沈む、そして許せなくなり怒りを溜める

グレー具合には濃淡があって、今は黒に近い。
黒に近づくととにかく人が許せなくなる。髪がはねている、旅行する、会社員として働いている、楽しくしている、など挙げるとキリがない。
現実で口に出したらイチャモンとしか言えなくて黙っているものの心の中では恨みつらみを吐いている。
頭の中の文句をこうやって可視化してみるとひどい。相手からしたらたまったものではない。

前にも同じことを書いた気がする。おじいちゃんおばあちゃんが昔の話を繰り返すのはこんな感じなのだろうか。
心境の変化がない上に、どんどん沈殿して腐っていって得体の知れないものになり、それを脳は「新しいもの」と認識してまた伝えようとする。

許せない!状態になっている時、ふと浮かぶのは母親の姿である。自分の中の母親は常に怒っている人だった。いや、今も何かへ怒っている。
幼い頃、「お母さんの顔を描いてみましょう」と言われた時、にこやかな表情を想定しているのだろうと子ども心に思ったけれど、いざ描こうとしたら、怒っている顔、不機嫌な顔しか想像できなかった。
当時見ていたアニメに、主人公の美人ママが登場したけれど、自分の母親はあの主人公ママみたいに美人でもスレンダーでもないしなあ、と冴えない気持ちになったのを覚えている。

表面的には、怒りの対象である「何か」は常に移り変わっていて、それこそ些細なことであったりする。
総菜を作ったけれど、夫(自分の父)が思ったより食べないとか。
母親のようになりたくない、日頃笑っていられる大人になりたいと思って成長したはずが、今こうして沈むと、笑ってもいないし母親の言動をトレースしていることを思い知らされる。
気分が優れない時こそ笑顔を作ると良いらしい。
すぐに洗面所の前に行って、鏡の前でニコーッとしてみればいいのに、絶対するもんか!と反発する自分がいる。
何に対する反骨精神なのだろうか。