選挙限定、座りっぱなしのアルバイト体験談

選挙が間近になると、立会人のアルバイトをしたことを思い出す。
選挙が迫った当時、地元の市報で募集を見かけたのがきっかけだった。
地域の広報誌は時々ひきこもり気質にやさしいバイトが載るのだ。ネットならマイ広報誌で見られる地域もあるし、新聞の折り込みや、外に出る元気があるなら公民館や図書館に置いてある。

選挙立会人の仕事内容

住まいから最寄りの投票所で投票開始から終了まで立ち会うというものだった。
はっきりとした謝礼額は忘れてしまったけれど、半ひきこもりにとっては良い金額だった気がする。1日で仕事が終わって、共同で何かするとかの大した作業もないのが素敵。
このアルバイトは年齢制限(20代の若者限定)があったけれどそれもクリア。若者に選挙へ関心を持ってもらいたい意図があったらしい。
応募した結果、仕事ができることになった。

アルバイト当日

投票開始は午前7時だけれど、立会人の集合時間はそれより前だった。近所だったので歩いて投票所へ行った。
地元の投票所は自分が通っていた小学校の体育館で、久しぶりに入ると複雑な気分だった。良い思い出と嫌なのが半分半分なんだよなあ。
体育館の様子は通っていた頃と変わりがないようだった。
選挙なので、投票箱や選挙名簿確認用の机、投票用紙を記入する台が用意されていた。
立会人は自分ともう1人いて、少なくとも40代は超えていそうな人だった。あえて年代を別にしたのだろうか。
投票箱の近くにパイプ椅子が2つ置かれていた。ここに今日1日座るのだ。

パイプ椅子

投票が始まった。投票箱に用紙が入ったのを見届け、有権者に一礼する。
午前中の時点で辛くなってきた。座る以外、何も身動きができない。手先を動かすわけでもなく、軽く体を曲げることもし辛い雰囲気。
何もしてないので眠くなってくるけれどもちろん居眠りはできない。
飲み物も飲めない。というか持ち込んでなかったような気がする。
人と喋らなくても平気な方であったが、座りっぱなしがキツくなってきて一言くらい喋りたくなった。
パイプ椅子がお尻に食い込んでくる感覚がしてきた。お尻が痛い。立ちたい。

昼食になった時は嬉しかった

もう1人の立会人と交代で食事をすることに。お腹がふくれると眠気が増してきた。
来場者も徐々に減って来て、変化が乏しくなってきた。
眠い!寝ちゃダメ!でも眠い!……と格闘すること数時間……。

日が暮れる頃になると、今度は会場が寒くなってきた。
そう、ここは体育館。足からツーンとした冷えがきた。眠い寒い早く終わってー!

午後8時になり、投票時間が終了した。立会人の仕事はここまで。

立会い人のアルバイトを振り返って

メリット

  • 座っているだけ
  • 応募しやすい
  • 自宅から会場まで時間がかからない

デメリット

  • 座っているだけ
  • 自宅から近い投票所に配属されるので知り合いに会う可能性がある

デメリットの、知り合いに会うかもというのは杞憂で終わった。うちの地域はそもそも投票に来る若者を見かけなかった。
このバイトから数年後、別な選挙があった時は再アルバイトのお誘い電話が直に自治体から来た。若者枠は穴場かもしれない。